
みなさん、最近AGAという言葉よく聞きますよね。
芸能人の方がCMをして一気にお茶の間に浸透しました。
CMを見て「自分もAGAかもしれないから治療しに行きたい」と思う方もいるでしょう。
でもいざ治療に行くとなると、お金や薬の副作用など不安は多いと思います。
この記事ではAGA治療のメリット・デメリットを紹介します。
これからAGA治療をしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
AGA治療とはどういったもの?

AGAとは男性型脱毛症のことを言います。
男性ホルモンが体内の酵素と結合して活性化することで毛が抜けていってしまいます。
成人男性によくみられる症状で、頭頂部または額の生え際が徐々に薄くなっていきます。
治療は抜ける割合を減らしていって、毛の成長を促し、髪の毛を増やしていくという仕組みです。
AGAの主な治療法は2つあります。
- 抜け毛の原因となるホルモンを薬で抑える
- 頭皮の血行を良くして発毛を促す
以下で使用する薬を詳しく説明していきますね。
代表的なAGA治療薬の種類

薬の種類は多数ありますが、今回は代表的な薬3種類ご紹介します。
- プロペシア
- フィンペシア
- ミノキシジル
主成分や、効果について以下で詳しく説明します。
AGA治療薬:プロペシア
プロペシアはAGA治療の中でも有名な薬です。
フィナステリドを主な主成分としています。
アメリカのメルク社で作られた薬で、現在は日本を含め世界60ヶ国以上で承認を受けています。
活性化した男性ホルモンを抑制する効果があるため、毛根を守り抜け毛を少なくする効果が期待されています。
効果は表でまとめたのでご覧ください。
*スマートフォンの方は右にスクロールできます
1年投与 | 2年投与 | 3年投与 | |
改善効果 | 58% | 68% | 78% |
現状維持効果 | 40% | 31% | 20% |
上記のような効果が認められてる薬です。
継続して投与すれば改善が期待できます。
AGA治療薬:フィンペシア
フィンペシアはプロペシアの主成分であるフィナステリドが結合された薬です。
インドのシプラ社が開発しました。
インドは特許インフラが整っていません。
そのためインターネット上の個人輸入や輸入代行サイトから安価な値段で購入できるのがメリットと言えます。
効果は1年の服用で改善効果は10%程度。現状維持程度の効果です。
2〜3年飲み続けることで改善効果は40%を超えます。
AGA治療薬:ミノキシジル
ミノキシジルはアメリカのファイザー社によって開発された薬です。
頭皮に直接塗布します。
毛根に栄養成分を届けやすくすることで発毛効果を得ることができるのです。
日本では外用薬しか発毛剤・育毛剤として認められていませんが、海外では内服薬のミノキシジルタブレットが開発されています。
ミノキシジルの効果は表でまとめましたのでご覧ください。
*スマートフォンの方は右にスクロールできます
著名的改善 | 中程度改善 | 軽度改善 | 変化なし | 悪化 | |
4週間後 | 0% | 0% | 4.1% | 95.9% | 0% |
1年後 | 10.0% | 60.0% | 24,0% | 4.0% | 2.0% |
継続して使うことで効果の出た方は4%から95%に増えています。
AGA治療のメリット4つ

AGA治療をするメリットは4つあります。
- 専門医からの意見がもらえる
- 育毛効果・発毛効果を感じられる
- 手軽に続けられる
- 匂いが気にならない
以下で詳しく説明していきます。
AGA治療のメリット①専門医からの意見がもらえる

一言でAGAと言っても患者それぞれにアプローチの仕方はそれぞれ違います。
素人から見たらAGAは薬を使えば治ると思ってしまいますよね。
しかし、薬の選び方や使用期間など知識がないとうまく効果が出なかったり、額に悪化してしまう可能性があります。
AGA治療では丁寧なカウンセリングを行い治療薬や自毛植毛など、患者ごとに合った治療を提供してくれます。
なので失敗することなく安心して自分に合った治療を受けることができます。
AGA治療のメリット②育毛効果・発毛効果を感じられる
市販のものを試してもうまく効果の出なかった方は少なくないと思います。
AGA治療は上記で話した通り、抜け毛の予防と頭皮環境の改善両方をやることが大切です。
有効成分であるフィナステリドで活性化した男性ホルモンの生成を抑制。
そしてミノキシジルで収縮した血管を広げてあげることで結構改善させ、栄養分を届けます。
AGAクリニックでは両方からアプローチするように薬を出してもらえます。
また、国が認めている成分で発毛効果が得られるので、医薬品ならではの高い効果が期待できるでしょう。
AGA治療のメリット③手軽に続けられる
AGA治療薬の使用は1日決まった時間に服用をするか、頭皮に直接塗布をするだけです。
5分あれば必要な行程は終わるでしょう。
どんなに忙しい方でも5分くらいなら毎日時間を作ることは可能だと思います。
容量療法守ってしっかり使用すれば効果は得られます。
手軽に続けやすい治療と言えます。
AGA治療のメリット④匂いが気にならない

塗布する育毛剤はどうしても独特な匂いがあります。
今まで匂いがあるから周りに治療していることがバレたくないので治療しなかったという方もいますよね。
現在は内服薬のみ処方してもらえば匂いを気にすることなく治療に専念することができます。
堂々とAGA対策ができます。
AGA治療のデメリット4つ

AGAには魅力的なメリットが4つありましたが、それと同時にデメリットも存在します。
- 副作用がある
- 使用期間が長い
- 値段が高い
- クリニックが都心部に集中している
以下で詳しく説明していきます。
AGA治療のデメリット①副作用がある
医薬品なので、副作用は避けられません。
プロペシアやフィンペシアの主成分となっているフィナステリドですが、1〜5%の割合で男性機能が低下したという報告があります。
また、肝機能障害など肝臓が弱っている人は肝臓で有効成分が代謝されるので効果が現れにくくなります。
ミノキシジルは本来は血圧の降下剤として開発されました。
ミノキシジルを多量に服用すると低血圧になったり、同期が激しくなるなどの副作用が挙げられています。
低血圧や血圧を下げる薬を服用してる人は医師に相談しましょう。
薬の服用する前に医師に持病や副作用のリスクを相談して、用法用量守って使用することが大切です。
AGA治療のデメリット②使用期間が長い
AGA治療薬には即効性がありません。
少なくとも効果を実感し始めるのは半年後だと思っておきましょう。
上記で記した通り、プロペシアは発毛効果はありません。
抜けてしまうであろう毛を止まらせて太くするので髪が増えたように感じるのです。
しかし、そこで使用をやめてしまうとふたたび活性化した男性ホルモンの影響で抜けていってしまうので元に戻ってしまいます。
よってAGAを治すにはずっとAGAの薬を服用していく必要があります。
AGA治療のデメリット③値段が高い
AGAの治療は自由診療となります。
なので治療費は保険適用外となり、全額自己負担となってしまいます。
薬の種類によりますが、1ヶ月3,000〜10,000円程度かかります。
別途検査費用や毎回の診察料などもかかってきます。
合計するとおよそ1ヶ月10,000〜30,000円程度必要になるでしょう。
しかし、ローンを組むこともできるので1度カウンセリングを受けて費用について相談することをおすすめします。
AGA治療のデメリット④クリニックが都心部に集中している

AGAという言葉は地方でも聞くようになりましたが、AGA専門のクリニックは地方に少ないです。
行こうと思って調べたら100km先が一番近い…なんてことも出てきます。
現在は遠方の方でもテレビ電話でカウンセリングを受けることができるクリニックもあるので、遠方の方にも優しいクリニックを選びましょう。
メリット・デメリットを理解して治療をしよう

以上のように治療にはメリット・デメリット両方存在します。
市販の薬では効果が現れなかったり、思わぬ副作用が出る可能性もあるのでAGA治療を考えている方は専門のクリニックでのカウンセリングを受けることをおすすめします。
また、複数のクリニックの無料カウンセリングを受けるのもおすすめです。
たくさんの専門家の意見を聞いて自分にあったクリニック選びをしましょう。
AGA治療には選択肢が多数存在します。
しっかり吟味し、不安なことは医師に相談してメリット・デメリットを理解して治療していくことが大切です。
以上「AGA治療のメリット・デメリットとは?気になる薬についても紹介!」でした!
AGA治療に興味がある・カウンセリングを受けてみたいと考えている方はこちらの記事「【料金安い順12選】薄毛・若ハゲ治療におすすめのAGAクリニック料金ランキング」もあわせて読んでいただけると参考になるかと思います!
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